宮内庁埼玉鴨場

約11万7000平方メートルの敷地の中心に、約1万24平方メートルの鴨池がある。一般の立ち入りは禁止されている。
このあたりは、もともと野鳥の多い所で、江戸時代には幕府や紀州藩の鷹場があった。毎年初冬には、数万羽のマガモ・コガモ・オオガモ・オシドリ・アシカガモなどがシベリア方面から飛来する。
現在の鴨場は1908(明治41)年の開設で、猟方は飼いならされた囮のアヒルを使って、深い引き堀の中にカモを引き入れ、両側の土手の上から大きな網で飛び立つカモを捕えるというもの。ただし、捕えるといっても学術研究のために標識を付け、放している。シーズンには、皇族だけでなく、各国外交官や国賓を招待してカモ猟が行われる。